Bella Beauty CLINIC院長インタビュー（これから美容医療に挑戦するドクターへ）-【美容医局】美容外科・美容皮膚科の医師求人専門・転職紹介実績№１

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THE INTERVIEW
Bella Beauty CLINIC 石川佳奈院長

Introduce

顔の特徴を生かし、顔のバランスに合った自然な仕上がりに定評がある石川先生。
開業医であり、母親であり、コスメや記事の医療監修も行う多忙で多彩な先生にお話を伺いました。

医師になった経緯をお聞かせください。

父も母も兄弟も全員医者で、自分の中で医者以外の選択肢が持てなかったです。高校生の時イギリスに留学していて、進路を考える間もなく卒業したので、そのまま10月にイギリスの大学に進学しました。そこで将来をいろいろ考えましたがやはり医者しかないと思い、その後医学部に進みました。

美容医療に進んだのはどうしてですか？

もともと美容が好きだったという理由もありますが、私が学生結婚をし医者になった時点で、すでに子どもがいました。卒業して研修を始めるまでにブランクもあり、当時は子どもが小さく当直も呼び出しも難しい状況でしたので、環境的に他の科は進みづらかったという事情もあります。ただ、大学時代の同級生もお子さんが生まれてから美容医療に転科している方が多いので、好きな美容医療を早くから始められてよかったと思っています。

開業はもともとお考えだったのですか？

最初は大手の美容外科に時短で勤め始めましたが、常勤の方が学べる範囲や手技の幅が広がるので常勤勤務に変えました。しかし、その後子どもの幼稚園へのお迎えの関係でどうしても時短でしか勤められなくなり、残念でしたが他のクリニックに移りました。
そのクリニックでは、基本１人勤務のため治療の幅が広がらなかったこと、勉強会や学会に参加できなかったことが気になっていました。治療範囲が限られていたので新たな提案があっても言えないですし、それなら開業しようと考えるようになりました。
コロナの影響で理想的な場所が空いていたのも大きかったです。

開業場所は心斎橋にお考えだったのですか？

地域のこだわりはなく、重視していたのは駅から近いところということくらいです。
今の場所は駅からとても近く、広さも大きすぎず目も届きやすい、ここならやっていけそうだなと感じ、とてもスピード感を持って開業しました。

SNSなどを使用したブランディング戦略はどのようにお考えでしょうか。

まだまだ試行錯誤中ではありますが、施術の症例写真を載せるようになってから明らかにお客様が増えました。開業当初は広告もできなかったですし、HPはハイフと医療脱毛のページしか間に合わないままスタートしたのですが、ちょうど脱毛の繁忙期だったのでタイミング的には良かったです。SNSに関しては、スタッフが積極的に写真を撮ってくれたり提案してくれたりして助かっています。

クリニックで人気のある施術はなんでしょうか。

糸リフトとヒアルロン酸のセットはとても人気です。かなりリーズナブルな料金設定をしていることも理由だと思いますが、効果がしっかりでる治療で患者様の満足度がとても高いです。
また最近はシミ取り、リフトアップ、アートメイクの患者様が増えてきました。
それからカウンセリングもかなり増えてきています。カウンセリングルームが１部屋しかなく、予約は3０分に1枠しか取れないようになっているので、1日に来院できる人数に限りがありますが、一人一人丁寧に向き合うことを大切にしています。今後は糸リフトやフェイスリフトの施術を強化していきたいです。

3人のお子様がいらっしゃるとお聞きしましたが、仕事と家庭の両立で大変な点はありますか。

時間的に拘束があり、勤務医と母親としての両立が難しかったこともあり、結果的に開業を決意しました。
家庭もあるため、一定の収入の確保や、時間の融通など希望が強く出てきましたが、そのような望みが全て叶う職場はあまりありません。
いざ開業をすると、患者様のことを第一には考えながら、ある程度私自身で休日や診療時間など融通を利かせられるようになるので、開業した後の方が家庭と仕事の両立が叶うと感じています。