美容転科ドクターインタビュー『喜ばれ感謝してもらえる毎日、 自分にとって美容医療はやりがいばかりです』

美容医師OBインタビュー美容転科ノウハウ
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放射線科の医師として大学病院で多忙な日々を送っていたA先生。現在は西日本に住み、大手美容外科に転科して充実した毎日を過ごしています。
今「美容」に進む医師が増えています。実際他科から美容へと20代で転科したA先生は、どんな理由で転科を決めたのでしょうか。また、転科してなにが変わったのでしょうか?お話を伺いました。

――先生が美容に興味をもったきっかけは何ですか?

男性ですが、もともとエステに通っていたほど、美容はずっと好きでした。じつは3年目から美容に行きたいなという気持ちもすでにあって周囲の人に相談もしました。皮膚科にしようか、放射線治療科に行こうかなど色々迷いましたが、周りに美容に進む人が全くいなかったこともあり、最初は安定を取ろうと放射線治療科へ行くことにしたんです。だけど大学病院で勤めている中で、「やっぱり美容をやりたいな」という思いがだんだん強くなり始めました。

――美容へと転科を決心したのはなぜですか?

放射線治療科もとてもいいところでしたが、とにかく忙しかったです。患者さんは来たくて来ているわけではないので仕方ないですが、受診時に不満を口にされることが多かったですね。次第に「喜んでもらえる仕事がしたい」と考えるようになり、好きだった美容へ転科しようと決心しました。

――美容へ転科する時に、不安に思ったことは?

皮膚科の専門医とか形成外科の専門医を持っていない事が心配でした。あとは美容の世界は医師同士の人間関係が難しいのではないかとも思っていました。

――実際に入ってみていかがでしたか?

人間関係については全くの杞憂で、とてもクリーンな世界だなという印象を持ちました。紹介していただいたのが大手のクリニックだったため、教育体制もしっかりしていて最初から手取り足取り、一から教えてもらえたのでとても良かったです。

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――医局を退局することに抵抗はなかった?

生涯美容の道で行こうという気持ちがあったので、やめることに抵抗はありませんでした。ただ、自分の住んでいるところは他に医局がないので、医局をやめると「やっぱり戻ろう」と思っても行き場がないのでは、という不安はありました。今になって思えば、元の医局には戻りづらくても他の医局ならばいけるし、そんなに心配することはないのかなとも思います。

――形成外科の専門医を持ってらっしゃる先生は、美容外科では強いなと感じることはありますか?

形成の専門医を持っている先生は、目の切開や眼瞼下垂、鼻の施術などといったオペはやはり上手です。オペは段階を踏んで進んでいきますが、形成の先生はその段階を飛ばせるため、売り上げの面ではすぐに上がると思います。

――女性医師で出産を考えている場合、専門医を取って出産、その後美容に転科もできますか?

40歳くらいの女医さんで、専門医も指導医も取ったけれど家族との時間を大切にしたいと考え、急に美容へ転科する先生も多くいます。

――美容未経験での転科は問題ないのですか?

勤める先次第ではあります。研修がしっかりしているところだったら、未経験でも大丈夫ではないでしょうか。

――実際、美容へ転科した率直な感想は?

とにかく楽しいです(笑)。例えばヒアルロン酸の注入だったら、入れた直後から変化が出るので、喜んでいる姿を見ることができるし、すごく感謝もしてもらえます。保険診療時は、やりたくないのにやっていた方しかいませんでしたが、美容は積極的にやりたい方しかいないですからね。喜んでもらえることが何よりやりがいです。ただ、向き不向きはあると思います。美容は完全にサービス業なので、今まで保険診療をしていた先生がその点をどう思うのかについては個人差があるのではないでしょうか。

――入職されて半年、現在どのような施術を行っていますか?

二重手術とかもたくさんしていますが、好きなのは美容皮膚科系です。ヒアルロン酸とかボトックスなどの注射系が多いです。

――症例数はどれくらいあるのですか?

ボトックスは1日7,8本、ヒアルロン酸で3,4本はうっています。ヒアルロン酸は料金が安いこともあり涙袋の依頼が多いです。左右差を出さないようにするのは難しいけれど、副作用も起こりにくいです。

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――保険診療と何が一番違いますか?

やはり感謝してもらえることと、サービス業であるということです。「また先生にお願いします」と言われると嬉しいし、リピーターになって実際にまた来ていただけるのも嬉しい。信頼関係が出来上がってくるとより良いと思う方法を提案するのも楽しいです。保険診療では、病気ありきなので「またお願いしよう」とはなかなか思われないですからね。あとは、保険診療と違ってやり方に正解がなく、その先生独自な方法もあるので、色々な先生から習うのも大事なことではないでしょうか。

――今、一番やりがいを感じていることは何でしょうか?

心から感謝してもらえることです。接客業が嫌いでなかったら美容は本当に楽しいと思います。看護師さんも美容が好きでやっている人が多いからか、職場の雰囲気が良くて、のびのび楽しく働いていていい環境だなと思います。じつはクリニックの雰囲気を左右するのは院長ではなく、カウンセラ ーの方だったりするので看護師さんやカウンセラーさんが楽しく働いていると院内の雰囲気も明るくなります。

――収入も上がったのではないですか?

そうですね、収入に関しては最初びっくりしました(笑)。税金が怖いなと思って。ただ収入に差がなかったとしてもやりがいの面でも美容を続けると思います。

――訴訟などもあるのでしょうか?

全国単位で見れば年に何件かはあるみたいですが、私のクリニックでは、傷害対策委員がいて対応してくれるので、医師個人が責められることはありません。インフォームドコンセントをしっかり行い、副作用の可能性など最初にしっかり伝えて、伝えたことをカルテに記入しておけばあまり問題ではないと思います。

――最後に、これから美容へ転科を検討している先生へのメッセージをお願いします

美容に興味があれば、本当に楽しいし、やりがいもあります。自分も最初は「不安定かもしれない」、「使い捨てにされないかな」と思っていましたが、そんなことは全くありません。安定して長期間働きやすい環境です。好きなら絶対に転科をおすすめしたいです。

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