AiZ CLINIC院長インタビュー（これから美容医療に挑戦するドクターへ）-【美容医局】美容外科・美容皮膚科の医師求人専門・転職紹介実績№１

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THE INTERVIEW
AiZ CLINIC 相澤勝喜院長

Introduce

前職の大手美容クリニックにて、外科技術指導医・皮膚科教育最高責任者を歴任。
圧倒的な技術力は然ることながら、未来あるドクターの育成にも力を入れる。

これまでのご経験と、美容医療に進んだきっかけを教えてください。

医者になりたいと考えたのは、私が中学生の頃でした。きっかけとしては、当時同じ塾に通っていた友達が「癌の研究をしたい」という想いで医者を目指しており、私はその友達に負けたくないという想いで医者を志しました。要は負けず嫌いな性格が発端となり、私の医者への道がスタートしました。
医学生の時には色々な科を経験していき、特に形成外科を経験していくうちに美容医療の現実を知りたいと考えました。当時三重大学に通っていたこともあり、通いやすい立地にあった湘南美容クリニック名古屋院へ見学に行きました。そして何年か見学を続けていく内に興味が湧き始め、併せて働く上での環境も素晴らしいと感じ、本格的に美容医療へ足を踏み入れていきました。
実際私自身が鼻施術を受けた際、とても綺麗な仕上がりになったことに感動を覚え、入職当初から鼻施術を多く執刀してきました。鼻施術は特に技術力が求められ、ハードルが高いためなかなか実らない年月が続きましたが、結果的には湘南美容クリニックに7年間在籍し、院長として２回新規の院を立ち上げ「外科技術指導医」や「皮膚科教育最高責任者」を歴任し、素晴らしい経験ができたと考えています。

鼻施術に特化されたきっかけや、魅力・難しさを教えてください。

鼻はバランス施術だと言われていて、このようにしたら綺麗になるという100％の正解がありません。だからこそ追及のしがいがありますし、魅力的な部分でもあります。
鼻施術で大事なことは、目や顎・頬などとのバランスを見ながら鼻を調和させることですが、調和の度合いは施術者によって変わってくるということで、その仕上がり具合は患者様と施術者に依存してしまいます。
鼻は、縦のライン・横のライン・斜めの軸・下からの軸・鼻の中側の構造があり、全てが同時のバロメーターで動きます。どこかを動かせばどこかが動くので、これを永遠にやり続けていき、より理想的な形へと近づけていきます。
また鼻施術の他にも、自分が良いと感じた治療や機器は積極的に取り入れるようにしています。
特に肌のシワやシミなど、表面上を綺麗にしていく治療は幅広くご用意しています。併せて注入系については、前職で講師を務めていたこともあり得意治療の1つです。
今は施術の割合として、外科9割・皮膚科1割と圧倒的に外科が多いですが、今後皮膚科4割を目指し増やしていこうと考えています。

技術指導医のご経験もある中、指導する上での相澤様の方針や大切にされているポイントを教えてください。

医師を指導する上で難しいポイントは、1人1人相手の技術力やレベルが詳細に分からない中で、1から全て説明していくことがその医師のためになるか、ということは非常に考えていました。
当時週1日～2日の頻度で、各地方院を中心に出向き指導を行っていましたが、その中で指導の進め方として、施術テーマに沿った内容は事細かく教えますが、その後成長していただくために、課題を出していきます。その中で感じたこととして、課題に対してしっかり応えてくれる方とそうでない方がいます。大事なことは、センスはかなり重要な要素ではありますが、不器用な方でも根性があり、ずっとついてきて伸びる方もたくさんいます。どんな医師でも自分が成長するために、やるべき目の前の課題を１つずつ粘り強く行っていけば、実を結ぶときは必ずやってくると思います。

クリニックのコンセプト・大切な想いを教えてください。

「顧客第一」を掲げており、また来たいと思ってもらえるようなクリニックを目指しています。
具体的に言うと、出来るだけ患者様のご予算に合わせた施術の提供を心掛けており、無理なアップセルはせず、本当に必要だと感じた治療のみを行っていく考えです。
またカウンセリングの時間を、1人の患者様につき30分間しっかり取っています。その中で、患者様の気持ちに出来るだけ応えられるように、自分の実力を超える範囲のご希望などを頂く場合は、自分の限界点を正直にお伝えします。私の出来る範囲内で最大限の治療を提供することを心掛けています。全ては「患者様が安心して、確実に綺麗になれる可能性を少しでも増やすため」に尽きます。
また私が医師として大切にしている言葉があり、これは私が尊敬している有名な医師の言葉なのですが「手術が全て終わり、完璧だと思える状態まで手術室からは出るな」という言葉です。手術の際は毎回この言葉を念頭に置き、しっかりと実践しています。

美容医療業界へ転職や開業を志す先生にアドバイスをお願い致します。

美容医療に限らず全ての医療に関して、患者様を満足させることがミッションです。
この業界に限った話ではないですが、私たちは選ばれなければいけない立場ですので、思ったより厳しい世界ですし、甘い気持ちで足を踏み入れることは良くないです。
また、開業される医師は非常に増えていると感じています。開業すれば、自分のやりたいことを叶えられるチャンスは多いので、志を明確に持ち日々努力を続けてほしいと思います。

Profile

相澤勝喜院長

経歴

2012年: 三重大学医学部卒業
2012年: 松阪市民病院研修医
2014年: 湘南美容クリニック入職
2015年: 湘南美容クリニック岡山院院長就任
2017年: 湘南美容クリニック蒲田院院長就任
2019年: 湘南美容クリニック新宿南口院副院長
外科技術指導医皮膚科教育最高責任者就任
2021年: AiZ CLINIC 開院

Clinic Information

2021年3月表参道に開院した美容外科・美容皮膚科クリニック。
「患者様ファースト」を大切にし、こだわり抜いた「美」を提供する。