これから、美容医療に挑戦するドクターへ-院長インタビュー-
これから、美容医療に挑戦するドクターへ-院長インタビュー-

Introduce

時に経営者として、時に学会の重鎮として、時に一医師として、過去の経験値から得た卓越な視点と、美容医療を俯瞰的に見ることを併せ持つことができる先生です。
変わりやすい業界の中でバランスのとれた高度で安心・安全な医療サービスの提供など、言葉ひとつひとつから、森上総院長の矜持を感じた時間でした。元々外科ご出身のため、手技の会得には厳しい視点を持ちながらも、これから美容を目指す医師に対してのアドバイスは厳しいながらも寛容な、総院長ならではのお人柄のことだと思います。

城本クリニックのコンセプト・強みを教えてください。

当然のことながら患者様に良い医療をするという事なんですよね。例えば良い医療というのは、患者様を100人治療し全てに満足していただくという事はベテラン医師でも難しいと思います。患者様から頂いた様々なご意見にしっかり対処しなければだめですね。悩みを抱えた患者様に何が必要かというと手術だけでしたら医師なら対応できるのですが、他院でのトラブルや手術修正が難しかったりします。ベテラン医師の今までの手術経験を活かして治していくわけですから、当然そこにはキャリアとか経験値が高いほうが良いわけですよね。
それと大事なことは時間的な余裕です。毎日忙しくても患者様のカウンセリング時に再手術・手直しということを聞き出せる余裕も必要かなと思います。コンセプトは「患者様に喜んでいただく」ということ。再手術のことも大切ですが、できるだけ長く患者様の話を聞いて要望を丁寧に聞き出す。カウンセリングを丁寧に行うことで時間に追いやられて手術するよりは多少心の余裕をもってやるということです。
当然この美容の世界に10年・20年いるベテランドクターが多いことは大切ですし強みだと思います。

美容外科治療で定評がありますが、そのほかに力を入れている施術やメニューはありますか?

例えば、個人クリニックですと、脂肪吸引や肌治療・ニキビ、あるいはタトゥーなどに凄く力を入れているところがあると思いますが、当院の場合多くのドクターが在籍しそれぞれの得意な分野がありトータル的な部分で手術はもちろん、脱毛や肌治療なども万遍なく確実に現在主流の一番良いと言われる治療法をできるだけ患者様にお勧めしています。
当然、美容外科で元々スタートしていますので外科の患者様に偏りがあるのも事実です。ただ、ある程度知名度があるクリニックの宿命なのですが、あらゆる患者様が治療に訪れます。治療をしないという選択肢はありませんし、だからこそ様々な手術ができる。守備範囲が広いという事が特徴ですね。当院に来れば美容の悩みであれば何か解決策が見つかると思いますし、それも実際に時代に合った治療というのを第一に考えています。

美容外科治療やその他の治療の割合を教えてください。

外科8割、その他は2割くらいではないでしょうか?

城本クリニックが考える医療サービスの本質について

医療に限らず、一般社会において「お金」を頂くと商売になりますよね。例えば飲食店だと、お寿司を食べて5千円・1万円をお支払い頂いた方に、「美味しかった」「良かった」と思ってもらわないと当然リピートしてもらえません。ただ単にお辞儀を5回・10回してくれるという事ではなく、やはり「お金を出した価値がある」「そこを選んだ価値がある」という事こそがサービス面というか、もちろんマナー・接遇は大事ですしそれも含めて本質的には医療であれば治療がサービスということです。
まあ美容外科・美容皮膚科であればその患者様が想像していた様に、想像よりも綺麗にしてあげて満足度を上げるという事こそがサービスの本質ですよね。

学会発表など積極的に活動されていますが、ドクターに伝えたい事とは?

学会活動はなぜ必要かというと、強制的にやらないとダメとなると少し苦しいところがあるかも知れませんが、皆さんがそれぞれ学会活動をすることで、相手は競争相手ではあるのですが、皆で「こんな治療があるんだ」とか「あんな治療があるんだ」などの勉強の場になりますよね。
あるいは自分が一人で悩んでいた時も人に相談する事で解決し、結果的には美容医療業界がレベルアップする事は医療の質を上げる事に繋がり国民に支持され患者様は満足して頂けるということです。満足して頂ければまた患者様も増えます。自分たちがほかの人に教えるという事は、長い目で見て皆で質を上げれば必ず将来自分たちのメリットになるという事ですね。皆で頑張って勉強し質を上げていくことが大事だと思います。
ですから「我は!」と思う人は、是非学会発表して欲しいなと思います。

森上総院長が美容医療を始めたきっかけを教えてください。

よく皆さんが美容外科を選択する理由として「結果がわかりやすい」というのがあると思います。僕の場合は外科の大学院をでていますが、実際今でも大学関係者との付き合いは長いです。たまたま同期の城本(院長)が先に美容の世界に入って開業しまして、彼のところに麻酔手術の手伝いに行っているころに徐々に「面白いな」と思っていました。「美容の選択肢もあるのか?」と考えているときに城本から誘いがあり悩んだところはありました。ですが、大学の医局に所属すると自由度が限られていて自分の力を発揮する場が限られています。開業という形で美容の世界に入れば比較的早く自分の力を発揮しやすいと思いました。美容外科手術時の麻酔は患者様が落ち着いている時間があり、その時間に美容外科を手伝っていた事と正直、誘われたという事です。

美容医療業界の今後のイメージをどのようにお持ちですか?

二つ分かれ道があると思います。
国民から支持されるか、支持されないか。美容医療が「怖い」と思われているグレーな部分をJSAS(日本美容外科学会)の窓口となり消費者庁と話をしています。 イメージとしてはバラ色ではありませんが、皆が技術を上げて患者様目線で医療を行えるようになれば良い美容の世界というイメージが広がっていくと思います。しかし、イメージは楽観できないということです。

これから美容医療にチャレンジするドクターにアドバイスをお願いします。

美容医療というと「年俸」や「給与」などが先にたつことがあると思いますが、結局それに伴う責任や患者様からの期待度・プレッシャーとかが当然あるわけですから、「本当に人を喜ばせたい」という良い結果を出して喜びを感じる人が成功すると思います。楽そうだからというイメージで入ってこないほうが良いと思います。

城本クリニックで働く魅力を教え下さい。

私自身、ドクターを尊重しています。所属するドクターの手技や考え方などをできるだけ伸ばしたいと考えています。 キャリア20年以上のドクターも大勢いますので勉強することも多いと思いますし、さらには独自での治療も尊重しながらやってます。 時間的な余裕をもって丁寧に見たい人には適していると思います。

最後に、美容未経験ドクターに必要な事を教えてください。

外科的な手技が無い人は美容皮膚科に進み、外科の手技が好きな人は美容外科に進めば良いと思います。5年後、10年後にはしっかりと学んだドクターは生活できると思いますが美容ドクターが増加傾向になっていて一生懸命やらなければ淘汰されてしまうのではないでしょうか。美容は面白いというか、やりがいがあると思います。けれどもアルバイト感覚ではこの業界に来ないでもらいたいです。

Profile

森上 和樹 総院長

経歴

1978年
富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984年
富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984年
大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986年
大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990年
大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990年
田辺中央病院医長
1991年
城本クリニック

その他

医学博士
日本美容外科学会専門医
ボトックスビスタ施注資格取得
ジュビダームビスタ施注資格取得

Information

技術力に定評がある城本クリニックには4つのポリシーがあります。
「ゆっくり丁寧なカウンセリング」「経験豊富な技術」「美容外科専門医による細かなデザインと手術」「アフターケアの充実」これらを患者様に提供し満足頂いている歴史の長い信頼できる美容クリニックです。

2015年12月現在 インタビュアー 美容医局キャリアアドバイザー 谷津智彦

ページトップ

新着イベント