これから、美容医療に挑戦するドクターへ-院長インタビュー-
これから、美容医療に挑戦するドクターへ-院長インタビュー-

Introduce

昨今、新興クリニックが乱立する中、伝統の中にも先進性を発揮し、進化しているクリニック…それが聖心美容クリニックです。現在全国9院、中国上海に1院を展開する同クリニックを率いる鎌倉統括院長は、美容医療界のオピニオンリーダーとしての注目度も高く、2016年は第104回日本美容外科学会(JSAS)の会長に就任。日々の診療に携わる傍ら、日本国内だけに留まらず、グローバルな視点で、美容医療界全体の発展を目指したいという想いで、精力的な活動を行っています。
真摯に、安全で高品質な美容医療の提供を掲げる同院は、いち早くから再生医療への取り組みを開始。豊富な症例数やこだわりのある手技など、まさに聖心ブランドたる裏付けを持った、美容医療の技術集団です。

聖心美容クリニックのコンセプト・強みを教えてください。

ここ最近、美容皮膚科、美容外科といった領域で自由診療も含めて診療を行う美容クリニックは増えていますね。美容医療においてやはり大切なのは「安全性」と「有効性」。
医療の進歩に伴い新しい技術も増えている中、医学的な根拠に基づいた安全性の高い治療であることは大前提です。また、受けた方にとって効果のある、つまり有効性も非常に重要ですね。これら根本的な要素を確保しながら、美容医療を提供していくということは、一貫したポリシーです。 日々患者様と接する上で、患者様の背景や気持ちを汲み取りながら治療を提案するのが、美容医療というサービスです。できるだけ患者様の立場を理解して最良の提案ができるよう、聖心の医師一同、研鑽を重ねています。
また、昨今は少子高齢化が進む時代です。若返り・アンチエイジングというカテゴリは我々の業界の主流でもあります。患者様の「若くありたい」「健康的にきれいでいたい」 という要望に対応し、末永くお付き合いできるようなクリニックであることも、基本的な強みでありコンセプトであります。

特に力を入れている施術やメニューはありますか?

一つは「再生医療」です。再生医療自体は古くからありますが、美容医療における再生医療は、患者様の生き死に、というよりも人生のクオリティを上げることが主な目的といえます。例えば再生医療の本来の意義でもあるのが、自分の組織を用いて、できるだけ自然な形で若さや美しさを手に入れること。日本人であれば、豊胸術は、異物を使うより、自分の脂肪で少しでも安全に自然に、と考える人が多いんです。再生医療の技術を美容に取り入れることは、そうしたニーズに応える上でも大きな意味を持ちます。

美容外科治療や美容皮膚科治療、その他の治療の割合を教えてください。

外科が3分の1、非外科的な中でも注入や糸を使った治療が3分の1、機械を使った治療が3分の1、が大まかな比率です。昔に比べると、外科の比率が少なくなっていますが、それが世の中の傾向でもあり、近年では海外でも同様です。
私たちのクリニックは、美容医療の“総合クリニック”いわばワンストップ・サービスプロバイダーであることを目指しています。そのため診療カテゴリも採用している術式も多岐にわたります。また、院内には形成外科出身の先生も多い。外科側からの美容医療を実践しながら、非外科的な侵襲の少ない技術も用いて、患者様のニーズに応える、つまり外科的アプローチも美容皮膚科的アプローチも柔軟に提供できることは一つの強みと捉えています。

聖心美容クリニックが考える医療サービスの本質について

医療サービスの本質は医学を基にしている、要はEBM (evidence-based medicine)が基本にはあると思います。そこをしっかり担保しながら最高最良の提案をやっていくことが根本的な本質だと思います。

聖心美容クリニックで勤務するドクターに伝えたい事とは

患者様がいて初めて僕らの技術やサービスが成り立つ仕事ですから、患者様に対する誠実さが大切です。
それから患者様は病院にくると緊張しますよね?自分の希望を言える患者様もいるのですが大部分は緊張されていて言う事を忘れたとか、十分意見や希望を話せなかったということもよくあります。それらをいかに上手に引き出すことができるか?というコミュニケーション能力が非常に重要になってきます。 昔あった一方通行の医療ではなく、双方向ですよね。話を聞いて双方向のコミュニケーションを取りながら医療をすすめていくことを常に基本に思っていてほしいです。

美容を始めたきっかけを教えてください。

私は元々外科出身で、形成外科ではなく「乳癌・消化器」などの一般外科から転身しました。6年間外科経験もあり、外科が好きなんです。
外科はいわば職人芸なので、常に「手術をしたい」「自分の腕を磨きたい」と思っていました。すると技を磨く中で、その結果をシビアではありますが「評価したい」「形にしたい」という思いが徐々に強くなってきたのです。そして、いわゆる表面外科に興味を持ち始めたのがきっかけです。

美容医療業界の今後のイメージを教えてください。

10年、20年前と比べて、皮膚科や内科など、美容医療に参入する医院が増えてきました。患者様にとって選択肢が増えるということはメリットですし、この流れは当面続くのではないでしょうか。一方で、美容医療を提供するクリニックの数が増えるにつれて、質の差も大きくなることは事実です。つまり質の低いクリニックが増えてしまうことは、業界全体のイメージの低下につながります。今後は、選択肢が増えることに伴って、個々のクリニック、先生方の医療技術やサービス面でのレベルアップをはかっていくような仕組みづくりが一層大事になってくると考えています。
実は日本における美容医療の特徴として、医師の裁量で診療を行いやすい、という点があります。表現として適切ではないかもしれませんが、法律下における美容医療、という意味でもややルーズな側面があるのです。例えば日本では、レーザー機器等で国内承認されているものはとても少ない。大部分は未承認ですよね。医師の裁量下に施術が許されているのです。もちろん医師の責任の問われ方はその分大きくなりますが。一方海外では、その国内で承認されている機器や技術でないと認められない、といった確固たるルールがあります。言い方を変えると、日本は、自由度の高い医療が実践しやすい国でもあるのです。だからこそEBM(evidence‒based medicine)を認識し、最高・最良の治療を追求することが必要だと思っています。

美容医療に転科するドクターにアドバイスお願いします。

他の診療科と比べると、美容医療の現場では、患者様とコミュニケーションをとる時間や、質はとても重要です。例えば、患者様はクリニックにくると緊張される方も多い。自分の希望を伝えられる方もいれば、うまく伝えられなかったという方もいます。いかに引き出すか、というコミュニケーション能力が求められます。
経験を積むことで、技術に関してはある程度スキルアップは可能ですが、コミュニケーション力については、技術と違って伝授しづらい部分でもあります。自ら、コミュニケーションに興味を持つこと、そして、コミュニケーションこそが、美容医療ドクターとして大変大事な資質、ということを肝に銘じて向き合っていけば、よいドクターになれると思います。
人によっては、美容外科に転科するきっかけが「儲かる」から、というイメージを持たれているかもしれません。美容医療という仕事の本質を検討する前に、収入のほうが先行してしまうことがあるかもしれません。もちろん収入は大事ですが、この仕事をライフワークとするのであれば、うわべだけではない本質的なところを感じとりながら仕事をされたほうが絶対にハッピーだと思います。収入はその結果として必然的についてきます。

先輩ドクターインタビュー

聖心美容クリニックで働く魅力を教え下さい。またなぜ聖心美容クリニックを選びましたか?

美容医療に転科したいと考えていた当初は右も左もわからない状態で、知り合いのドクターのつてで某美容クリニックに入職しました。 徐々に美容医療が凄く好きになってしまったのですが、そのクリニックの体制が明らかに良くなく転職を考えました。当時の僕の人脈では美容医療をやっている先生も先輩もいなかったし、狭い世界の中のローテ―ションなので、当然ホームページなどを見ますが、実態もわからないし「また同じようなところだったらいやだな」と思う気持ちもありました。
そんな折、「医師転職サイト【美容医局】」に聖心美容クリニックを紹介して頂きました。
とにかく僕はまじめに美容医療をやりたかった。美容に転科したのも遅かったですが、それでも美容医療が好きだった。だからこそ「真剣にやりたい」「手に技術をつけたい」と思ったわけです。
いくつかクリニックを紹介していただいた中で、「実直なクリニックだな」「真剣に美容医療に取り組めそう」間違いなくそう感じたのが、聖心美容クリニックでした。
早速面接を受けに行き、手ごたえのあるクリニックに出逢えたわけです。
正直、最初はお給料は安かったですけどね(笑)まずは技術を高めて、美容外科医として自身を高めていくということが先にあるべきだと思っていましたし、その環境を選ぶというところは一切ぶれませんでした。お給料などの結果は後からついてくるものなので、そこは苦しくとも研修医と思って頑張ろうと決意しました。実際に、聖心に入職して、多くの経験、症例を積むことができました。それはお金には代えられないものだったと思っています。実際に、前職のクリニックでも美容医療について努力をして一通りの技術を習得したつもりでしたが、聖心美容クリニックに入って「これじゃ全然通用しないな」と思い知らされました。また一から勉強し直すつもりで、休日も聖心の先輩の先生たちの手術を見学や手伝いを自らさせてもらい、帰宅してからも手技を練習してみたりと、特に最初の数年間は常に努力してきたつもりです。 プチ手術や口で逃がれられる手技レベルではいつかは壁にぶち当たります。当時の自分にとっては、そんな思いを克服するために、聖心美容クリニックに入職を決めたともいえるでしょうね。そして、当時の選択は今振り返ると正しかったなと思っています。

休日はどうされていますか?

僕はサーフィンが好きなんですよ(笑)。
美容外科の良いところは、やりがいが結果に見えることと、休日は思い切りリフレッシュさせてもらえることですね(笑)。外科のころは当直もありましたし、入院の患者様の回診などもありましたので。
サーフィン以外だと、学会や勉強会にも行かせていただいています。大好きな趣味でリフレッシュしながら、大好きな美容医療のことを考えられる日々は、素晴らしい環境だな、と実感しています。

先輩ドクターとして、美容未経験ドクターに必要な事を教えてください。

僕はとにかく美容外科が好きなんです。ただ一心に良い結果を提供したい、患者様に満足していただきたい、という気持ちこそが原動力となっています。もちろん、そのためには自分が努力することは当たり前。転化して美容にいらっしゃる先生は尚のこと努力や経験が必要になりますよね。幸い、聖心美容クリニックの研修体制が整っており、開かれているクリニックだと思いますが、自分に足りない技術や感性は、盗んでいく、という気概も必要。なんでも教えてもらえるという受け身ではなく、努力して勝ち取っていくもの、だと信じています。要はそのような場が聖心美容クリニックにはあるので自分次第でどこまでも伸びることができるということでしょうね。
プチ整形の処置や注入だけであれば、少し覚えればそれなりに出来るようになるのかもしれません。ですが、そこから先に覚える手術は山ほどありますし、そこからが醍醐味だと思います。二重の埋没法ばかりやって、医師として満足しているのはもったいないなと思います。 僕自身はやはり手術にこだわっていきたい。プチ整形の比較的簡単な手技だけ覚えて開業すれば、そこそこ稼げるのでは、という考えもあるのかもしれませんが、本当の美容外科、美容医療というのはその先にもっと面白いことがいっぱいあるはずです。それはすごく奥が深いこと。極めるのは容易ではない。美容医療に携わる先生の思いはさまざまかもしれませんが、聖心美容クリニックであれば、例えば切ることに興味を持っている先生、つまり、外科的技術も高めたい、と思っている先生の方がより向いていると思います。各院長、各先生、スキルを高めようと皆、懸命です。ぬるま湯でのんびりやるよりは「本物」を目指し努力していきたい。美容医療にはその価値があると思っています。決して華やかなだけの世界ではないのでしょうね。

Profile

鎌倉 達郎 統括院長

経歴

1989年
宮崎医科大学医学部卒業
九州大学生体防御医学研究所附属病院(現・九州大学病院別府先進医療センター)勤務
1990年
九州大学医学部附属病院(現・九州大学病院別府先進医療センター)勤務
その後大手美容外科に5年間勤務し、その間福岡院の院長を歴任
2000年
優れた実績を評価され聖心美容外科(現聖心美容クリニック)に招聘
東京院副院長就任
2001年
福岡院院長就任
2003年
聖心美容クリニック東京院院長就任
2004年
聖心美容クリニック統括院長就任
2011年
上海院での診療開始
2015年
第104回日本美容外科学会会長に就任

資格・所属

第104回日本美容外科学会(JSAS)会長
日本美容外科学会(JSAS)理事
IMCAS World Scientific Committee,board member
IMCAS ASIA 2015 Scientific board member
IMCAS ASIA 2010 Faculty
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本美容外科学会(JSAS)専門医
日本美容外科学会(JSAS)会員
日本美容外科医師会会員
日本形成外科学会会員
日本外科学会認定医
日本外科学会会員
日本臨床抗老化医学会会員
日本再生医療学会会員
INAMED ACADEMY認定医
Corneal社公式認定医(日本第1号)
オバジスキントランスフォーメーション認定医
マクロレーン™認定医
レスチレン認定医
日本臨床医学発毛協会認定 発毛診療指導認定医
アクアフィリングKey Trainer

片岡 二郎 横浜院院長

経歴

1996年
金沢医科大学卒業 同年より臨床医療と両立しながら、金沢医科大学脳神経外科大学院にて研究に従事
2000年
医学博士号取得
2001年
関西医科大学病院 脳神経外科助手就任
2005年
大手美容外科勤務
2008年
聖心美容クリニック東京院、横浜院、札幌院に勤務
2009年
聖心美容クリニック横浜院院長に就任

資格・所属

医学博士
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本美容外科学会(JSAS)専門医
日本美容外科学会(JSAS)会員
日本美容外科医師会会員
日本形成外科学会会員
日本レーザー医学会会員
レスチレン認定医

Information

カウンセリング風景 [東京院]


  • 待合室 [東京院]

  • エントランス [大宮]

  • 処置室 [大宮]
  • カウンセリング風景 [横浜院]

2016年2月現在 インタビュアー 美容医局キャリアアドバイザー 谷津智彦

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